1979年、食肉処理場「MAGUISA」は、サラマンカのギフエロにてサービスの提供を開始しました。目的は、関連する産業に対し当時行われていなかったサポートの提供を実現することでした。具体的には、イベリコ豚に限定した食肉処理と解体のサービスを統合したものでした。というのも、出資企業のすべてがこの分野を専門としている業者であったからです。創業以来、冷却や加工の技術、そして当時は商業化することができなかった産物や副産物の使用を通して、お客様それぞれに対し大きな付加価値をお届けしてきました。「団結は力なり」という理念に沿い、業務に取り組んでいます。 代表的な例として挙げられるのが、脂肪の溶解です。イベリコ豚の副産物である部分にも価値を見出し、溶解というプロセスを通して脂身を最高級の食用脂肪へと仕上げます。そのために、現在の工場機械設備はすべて酸化しない鋼鉄のものを利用しており、その衛生面、健康面、技術面の特徴に加え、解体処理場に隣接していること、そして厳選した原材料を使用することで、世界レベルで見てもユニークな製品作りを実現しているのです。当社の設備、能力、従業員のコミットメント、そして技術のすべては、国際レベルの規範の遵守を目標とするのではなく、お客様の期待を上回ることを目指しているのです。由緒あるイベリコ豚を専門とする食肉処理場であるだけでなく、健康・衛生の認証、エネルギー効率、職業リスク、そして動物の福祉における先駆者であることを目指し、毎年各分野に関連するプロセスを改良しています。食肉処理、解体、脂肪溶解のプロセスをすべて一つの施設内で行うため、一連の生産チェーンを綿密に管理することが可能です。 MAGUISAは最新の技術を取り入れており、あらゆる市場において常に競争力と生産力に優れた存在であるとともに、非の打ちどころのないサービスを提供しています。その質があってこそ注目される企業であり、すべての活動や業務は常に傑出した存在となることを目指して行われているのです。