MAGUISAは、イベリコ豚の食肉処理と解体を専門としています。一日当たり432,000キロもの食肉処理を行うことができ、処理された肉は2,280立方メートルの空間の中で通風状態に置かれます。豚は、法で定められている通り、食肉処理を行う前に必ず麻酔をかけられます。イベリコ豚独特の特徴や、最終的に一部保存加工が行われることから、豚が豊かな生活を送れるよう特に注意しなければなりません。それには、小屋での休憩時間をとることや、トラックから降ろすこと、ストレスの軽減、食肉処理前に電気による衝撃を加え意識のない状態にすることなどが挙げられます。これは、保存加工を行った後の品質に直接影響することです。
イベリコ豚の解体は775平方メートルのスペースで行われ、そこで使用される技術では一日当たり216,000キロもの肉を解体、生産することが可能です。中でも、温度調節を行う効果的なシステムにより、生産されるとすぐに冷却が行われるようになっています。
使用されるツールは、紫外線やその他の技術を利用し、規定に従った液浸と殺菌の洗浄プロセスが行われます。
また、熱成形のプロセスを行う175平方メートルの無菌室も備えており、ここでは最大限の衛生管理を追求するとともに、それぞれのお客様や販売先国に適応するよう、イベリコ豚をさまざまな形状にカットしています。
脂肪溶解の技術では、一時間あたり9,000キロもの脂身を処理することができます。この脂身は解体処理の段階にて直接得られるもので、ほとんど酸化が起きていないためバターのような質感に仕上がります。
当社の冷蔵室には、8,500平方メートルの冷蔵スペースと7,000平方メートルの冷凍スペースが備わっています。